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2013/12/20 (Fri)
「母ではなくとも」
Comments(0) | 語り
こんにちは。なにもないのに更新するのは久々ですね。
さて、今回はちょっと気になったことがあったので、語りがてら文を綴ろうかと思います。

2014年1月号のテイマガに以下のような文章が載っていたそうですね。
シンフォニア、本編の実弥島さんの構想だと、
ロイドは幸せになれなかったのだということ。

短くいうと、
エクスフィア回収の旅に出た後のロイドは、人々に罵倒され、裏切られ、
でもミトスと同じようにはなってはいけないと耐えつづけ、ひっそりと死んでいく、ものだったそうです。
でもラタトスクの騎士が続編として世に出たことにより、もう少し幸せな結末になったそうです。
(感想サイトさんの参考にしてるので、似たような文章になっております;すみません)

で、これを見て思ったのが、
やっぱり作者さんとしてはそういう落ちつき方をさせたかったのだなということ。
ファンにとっては嬉しくないことですけどね、それもありかなと思いました。
いや……ミトスがあれだけのキズを負っておきながら、
ロイドがそのまま幸せになるというのはミトスの考え、存在の完全なる否定。ですし、
それじゃ2人は同じ土俵に立ったことにはならない。
悪は倒した、正義の勝ちだ、的なうすっぺらいものになってしまう。
それは本当の意味での、理想の成就にはならない。
でもロイドがミトスと同じような体験、経験をしてもなお、ミトスと同じようにならなかったら、
それは、完全にロイドがミトスを超えた、というか理想が現実のものになった、ということを
示すことになりますから、物語としては凄く意味があるものになるんですよね。


まぁ、だからといって肯定するわけではないですけどね。
だってさーロイドにもさーしあわせになってほしいじゃんよージタバタ
できれば、ロイコレでね。


これを見たときショックを受けなかったのは、私が年増ということもあるかもしれませんが←
まぁなにより、原作者というのが絶対ではない、ということを常日頃から思っているからかもしれませんね。
原作者はその世界の母。
ですが、母が子供を育てるように、子供は予想外な方に育つものだと思うのです。
ロイドという子供は、ユーザーの手に渡ることにより成長する。
つまりは、ロイドを知っている人がいるだけ、ロイドの未来はあるのです。
実弥島さんもいってたし、ロイドは未完の器、あとは好きに想像してくださいってね。
その中の一つの未来を、私は描いていけたらいいなぁと思っています。


うん、綺麗にまとまった!ので今回はここらで!

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